2018年02月09日 |

経済産業省資源エネルギー庁と環境省は、集合住宅のZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)化に力を入れる。評価基準のための新たなカテゴリーを設け、実現が困難と想定されてきた4~5階建て以上の住宅でも、強化外皮基準や省エネルギー率を満たすことでZEHの概念に根ざす住宅として認めようと検討を進めているところだ。2017年9月に設置した「集合住宅におけるZEHロードマップ検討委員会」で議論しているもの。戸建住宅と同様にZEHビルダー制度のようにデベロッパーなどの事業者登録制度を新たに設け、集合住宅のZEH化目標とその進捗を管理することも視野に入れている。ZEHロードマップに沿った着実な成果を目指す。