2016年09月01日 |
経済産業省は、2次補正予算でネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)支援事業として予算100億円を計上した。事業は2016年度末までの実施を基本としており、2次補正予算の成立後、スムーズな事業継続を図っていく。
16年度の当初予算ではネット・ゼロ・エネルギー・ビル(ZEB)との合算で110億円を計上していた。そのうちZEH事業ではこれまでの合計で60億円が割り当てられた。ただ、応募数は年々増加しており、一本化された5・6次公募では高い競争率となることが見込まれていた。今回の2次補正予算ではZEBを含んでおらず、助成の対象となるのはZEHビルダーによって設計・建築を行うZEH。件数では、助成額などが変わらなければ、約6800件(うち蓄電池システムを含む約1700件)に上る予定だ。