吉田匡秀積水化学工業住宅カンパニー新プレジデントが方針披露、国内の販売棟数増にこだわる=良質な住まい提供、新築減をストックでカバー

積水化学工業住宅カンパニー(東京都港区、吉田匡秀プレジデント)は8日、住宅関連メディア向けの方針説明会を開催し、1月1日付で新プレジデントに就任した吉田氏が専門紙記者からの質問に応じた。

吉田プレジデントは冒頭、「60年以上住み続けることができる住まいを提供するというセキスイハイムの理念を重視し、国内の販売棟数増にこだわる。売り上げや利益を追うだけでなく、(住宅の提供を通じて)たくさんのお客さまに喜んでもらいたい」との想いを語った。

一方、直近の戸建住宅事業は新規受注の苦戦が続く。吉田プレジデントは、戸建住宅事業の不振を固定費の圧縮や堅調なリフォーム、不動産、まちづくりなどの他領域でカバーするという。

特に、新築戸建住宅の受注棟数減で余剰となる間接人員をストック領域に配置転換し、増員による売上高・限界利益の底上げを図る。

2024年02月20日付1面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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