TOTO2024年3月期第3四半期、「新領域」低迷し減収減益

TOTO(福岡県北九州市、清田徳明社長)の2024年3月期第3四半期決算は売上高が前年同期比0・5%減の5247億円、営業利益が24・5%減の329億円で減収減益だった。

主因は半導体装置市場に静電チャックなどの製品を供給するセラミック事業で構成する「新領域事業」が同市場の低迷を反映し、売上高31%減、営業利益54%減と大きく後退したため。

「国内事業」は値上げ効果により売上高が3%増の3584億円(売上高全体に占める構成比は2ポイント増の68%)、営業利益は14%増の205億円(営業利益全体に占める構成比は21ポイント増の62%)で増収増益になったが、新築住宅市場の規模縮小を反映し「衛生陶器」や「ウォシュレット」で販売数量を減らした。

2024年02月13日付4面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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