LIXILグループ、潮田氏「積極経営に転じる」=経営〝事業会社〟と一線

「皆さん、こんにちは。今日、私はこれで最後になると思うので、頑張ってサービスします」――。

LIXILグループ(東京都千代田区、瀬戸欣哉社長)が10月31日に行った報道機関を対象とする2019年3月期第2四半期決算説明会は、業績説明の皮切りが瀬戸社長自身による退任を示唆する挨拶という、衝撃的な展開で始まった。

事実上の〝トップ交代会見〟となった決算説明会には、瀬戸氏に替わりCEOに就く創業家出身の潮田洋一郎氏と、同社社長に就任予定の山梨広一氏も出席。潮田氏は経営体制の変更理由について、「一言でいうと、再び積極経営に転じたいということ」と述べ、純粋持株会社である同社の経営は、傘下の事業会社の経営と一線を画し、グローバル展開する住設企業のマスコ(MASCO)やフォーチュン・ブランズ(Fortune Brands)に競り勝つため中国やインドで今後M&Aを積極化するなど、長期的にグループ全体の価値向上に寄与するガバナンスを強める意向を示した。

2018年11月08日付1面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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