
一般社団法人不動産流通経営協会(FRK)は6月28日、2013年時点の既存住宅流通量の推計を公表した。今回の調査では、昨年に引き続き全国ベースの既存住宅流通量と流通比率に加え都道府県、東京都区部、首都圏(1都3県)の市部から選定した17エリアについても推計した。全国ベースの既存住宅流通量(流通量)の推計値は前年比4万1千件増の51万4千件、既存住宅比率(比率)は0・5ポイント減の34・4%となった。比率が下がったのは新設住宅着工戸数が11%増加した影響によるもの。都道府県別では、流通量は東京都が最も多く11万7千件、次いで神奈川県の5万2千件、大阪府の5万件と続く。比率では東京都と京都府が最も高く44・8%となっている。