2014年06月24日 |
公益財団法人東日本不動産流通機構は10日、5月の首都圏不動産流通市場動向を公表した。
それによると、中古戸建住宅の成約件数は前年同月比13・2%減の886件と4ヵ月連続で減少した。成約価格は前月比0・1%下落の2805万円とわずかに下落し、今年に入り最も低い価格水準となるなど、弱含みの傾向が続いているとした。
中古マンションも成約件数が前年同月比14・2%減の2638件と2ヵ月連続で二ケタ減となった。1平方メートル当たり成約単価は前月比3・1%上昇の41・34万円と17ヵ月連続で上昇、成約価格も3・3%上昇の2656万円だったが、上昇率はいずれも前月より縮小した。