2014年10月09日 |
戸建住宅大手各社が、戸建住宅の『ZEH(ネット・ゼロエネルギー住宅)』強化に乗り出した。
パナホームは10キロワット超の大容量太陽光発電(PV)システムを搭載した『エコ・コルディス2.』を1日から発売。ミサワホームも企画住宅でZEH基準対応『スマート・スタイルS』を10日に投入する。積水化学工業住宅カンパニーは、エネルギー自給自足提案強化の一環で『スマートパワーステーション』を核にラインアップ拡充を図った。
消費税率アップ後の反動減対策としてのZEHへの住宅産業界の高い期待によるものだが、ここへきて全量買取契約の停止という一部電力会社による突然の〝冷や水〟があり、先行きへの懸念が広がっている。
パナホームの『エコ・コルディス2.』は、初代『エコ・コルディス』の環境特性をベースに、「ウェルネス」と「スマート」を進化させる。国土交通省が推進する、健康長寿社会の実現に向けた住宅政策である「スマートウェルネス住宅・シティ」環境整備に沿ったものとしている。