大手住宅企業11年度、受注”まだら模様”に、プラスとマイナス混在で

大手住宅企業の2011年度(11年4月~12年3月)の受注実績(速報値)は、前期実績に対しプラスとマイナスが混在する”まだら模様”となった。

住宅産業新聞が実施したヒアリングの結果。累計値を公表している5社中プラスが3社で2社がマイナスとなったほか、未公表企業についても同様の傾向にあり、全般的にプラス基調だった上半期とは様変わりした格好だ。ただ、3月単月では公表企業9社中7社がプラスないしは横ばいとなったほか、株価など市況環境や経済情勢は改善基調にあることから「必ずしも悪化基調ではない」(メーカー担当者)との見方は強い。

11年度通期の受注速報値でプラスとなったのは、旭化成ホームズとミサワホーム、住友林業の3社。このうち、旭化成は「請負住宅」が累計で同5%増(金額ベース)となった。10年度の同16%増に対するプラスとなったことで、「戸建て・集合住宅ともに、依然好調さが続いている」(同社)としている。また、上半期(同4月~9月)が同4%増、下半期同5%増と変動が少なく順調な推移をみせている。

2012年4月19日付け1面から記事の一部を抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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