大野建設(本社=埼玉県行田市、大野年司社長)が昨年10月にオープンさせた打ち合わせ専用スペースに設置している、複数のトイレの座り心地体験コーナーが人気だ。便座形状や便器前部分のテーパードなどは、座り心地や足の置き方に影響するが、どの製品を心地よく感じるかは座る人の体型などによって異なるもの。同社によると「こんなに違うものか」と驚かれることもあるといい、他社との差別化戦略の一端を担う企画となっているようだ。
トイレの座り心地体験ができるのは、同社が昨年10月に新築及びリフォームの打ち合わせスペースとして新たに開設した「リ・ジュータ館」。館内に、ほぼ同一価格帯でそれぞれ製造メーカーが異なる、タンクレストイレ3製品を置いている。同社によると、「打ち合わせに来てもらっている際に座り比べてもらうと、特に男性は『あ、違う』と、製品によって座り心地が異なることを知って驚く人が。驚きながらも喜んでもらえているようだ」と話している。
2012年2月16日付け3面から記事の一部を抜粋
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