大手住宅メーカー10社の2010年度(1月期の積水ハウスを除き3月期)の業績は、減収基調だった09年度を反映して7社が増収、8社が営業増益(住友林業は経常利益)となった。
売上高の順位には、04年度以降7期連続で大和ハウス工業がトップとなるなど変動はなかった。総販売戸数トップは積水ハウスで唯一の4万戸超。また、旭化成ホームズは売上高では4位だが、戸数で900戸近く伸ばしたことで同3位の積水化学工業住宅カンパニーを抜いた。建替比率は公表9社中6社が上昇した。展示場モデル数は8社が減少となっている。
ランキングは、各社の11年3月期決算が出揃ったことから、同1月期の積水ハウスと合わせて10年度分として住宅産業新聞で集計した。
2011年6月16日付け1面から記事の一部を抜粋