2011年06月02日 |
2010年度の大手住宅メーカーの戸建住宅平均単価は、集計した8社中5社が前期実績を上回った。
3社が下落となったものの、09年度の6社ダウンに比べマイナス企業は半減。3社中2社は1%以下のマイナス幅となり、下げ止まりの兆しとも取れる。反面、平均床面積はすべての企業で前期を下回っており、太陽光発電システムをはじめ高付加価値設備が単価アップに貢献していることがわかった。また、建替比率は6社が上昇しており単価アップへ明るい兆しもみえる。
一方で、東日本大震災の影響により不確定な要素が大きく、先行きの不透明感につながっている。
2011年6月2日付け1面から記事の一部を抜粋