2011年02月16日 |
大手住宅企業2010年度第3四半期(10年10月~12月)の住宅受注実績は、戸建住宅及び低層賃貸住宅分野について、数字を公表している7社すべてで前年同期比プラスとなった。
特に、戸建ての注文住宅は金額が棟数の伸びを上回ったところが多く、棟単価の上昇が見込まれている。旭化成ホームズと大和ハウス工業、パナホーム、三井ホームの4社は受注金額ベースでは二ケタアップ。ただ、上昇分は概ね太陽光発電システム搭載など付加価値化によるもので、建物価格自体では伸びていないのが実状だ。
また、12月末の受注残高は公表6社中2社が同マイナスとなっている。
2011年2月16日付け1面から抜粋