大手住宅10~12月受注、金額で7社中5社がプラスに、伸び率では上期下回る

大手住宅3月期企業の2011年度第3四半期(11年10月~12月)住宅受注実績は、公表している7社中5社が金額ベースで前年同期実績を上回った。その一方で、プラスの5社について上半期(4月~9月)実績と比べ、建築請負や戸建注文事業で伸び率が鈍化。さらに、棟・戸数を公表している4社でも、これまでは概ね金額の伸び率が棟・戸数を上回っていたが、下期に入りほぼ横ばいに転じている。太陽光や燃料電池など、付加価値化に伴う棟単価アップへの一服感が強まりつつあるようだ。

第3四半期受注実績は、各社が発表した12年3月期第3四半期累計の9ヵ月間(11年4月~12月)の実績を基に、住宅産業新聞で算出した。

それによると、旭化成ホームズは「建築請負」事業について、受注金額で800億円(前年同期比2・2%増)、戸数で3469戸(同4・5%増)となった。前第3四半期の受注金額が、伸び率で二ケタ増(14・3%増)だったため。「依然、好調さは継続している」(同社)とみる。

2012年2月23日付け1面から記事の一部を抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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