大東建託がCLT工法の賃貸住宅第1号、現場省力化を実現=オリジナル金物など採用で

大東建託(東京都港区、小林克満社長)は3日、同社が独自開発したCLT(直交集成板)工法による木造4階建て賃貸住宅が千葉県船橋市内で上棟したのを受けて、報道関係者向けの現場見学会を開催した。

林野庁補助事業「CLT活用建築物等実証事業」の審査を受けて採択された同物件は、同社としてCLT工法による賃貸住宅の第1号。4階建ての施工を可能とするオリジナルの内蔵型接合部金物の採用などで現場省力化を実現し、施工日数はRC造と比較して大幅に短縮することができる。

同社はCLT工法の認知度の向上を目指すとともに、今後も中層階物件におけるCLT建材の活用を促進する考えだ。

同物件は京成本線・大神宮下駅から徒歩2分に立地。敷地面積124・25平方メートル、建築面積81・54平方メートル、延床面積299・12平方メートル、建物高さ13・44メートルの4階建てで、施主宅の1フロアと1Kおよび1LDKの賃貸住戸3フロア・6戸の全7戸で構成されている。

2022年02月15日付3面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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