住宅大手の新型コロナウイルス感染予防対策、「時差出勤」や「テレワーク」

全文公開中

住宅産業新聞は大手ハウスメーカーおよび大手住宅設備建材機器メーカー各社に対し2月27日から3月2日にかけ、国内で拡大の様相をみせ始めている新型コロナウイルス感染への予防対策として社員の勤務態勢にどのような措置を講じているかメールもしくは電話で問い合わせた。

それによると問い合わせた全社が「時差出勤」もしくは「在宅でのテレワーク勤務」のいずれかの実施を社員に通達、2月下旬~3月から実際に実施を始めていたことがわかった。

「時差出勤」の実施もしく推奨を社員に呼び掛けているのは積水ハウス・ミサワホーム・TOTO・大建工業、「テレワーク」は大和ハウス工業・YKKAP・LIXIL――など。各社はいずれも状況に応じさらなる善後策を取るとしている。

部材の納品遅れによって工期が延びると見通し、自治体に対し、建築主が希望して申請すれば、軽微な変更に該当する場合は完了検査を、該当しない場合には計画変更手続きと完了検査を速やかに実施するよう通知を出した。

引っ越しや関連手続きを済ませたい建築主の要望があるとみての対応。また、自治体が指定している確認検査機関に対する周知も求めた。

2020年03月05日付1面に掲載
毎週じっくり読みたい【定期購読のご案内
今スグ読みたい【電子版で購読する

この記事のキーワード

こんな記事も読まれています

記事をシェアする

ほかの記事も読む

住宅産業新聞社からのお知らせ:弊社著作物の使用に関するお願い
2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

最近の特集企画

最近の連載

住宅産業新聞社からのお知らせ

見本紙をダウンロード

ホームページから見本紙がダウンロードできます。定期購読や広告出稿を検討している方は、こちらからご確認ください。

ファイルサイズを小さくするため、見本紙では画像を圧縮しています。パケット通信料金定額制プランに加入していない携帯電話やスマートフォンなどを利用している方はご注意ください。

見本紙をダウンロードする
(ファイルサイズ:25MB)