住友林業の新社長に光吉専務、市川社長「10年で次代にバトン」

光吉専務(右)と市川社長光吉専務(右)と市川社長

住友林業(東京都千代田区、市川晃社長)は2月28日、4月1日付で光吉敏郎取締役専務執行役員住宅・建築事業本部長が代表取締役執行役員社長に昇格する人事を決めた。市川社長は代表取締役会長に就き、矢野龍会長は取締役相談役に退く。

2日に開催された記者会見で、光吉専務は「事業環境が大きく変化するこの時代に、非常に重いバトンを受け継ぐことになった。『公正、信用を重んじ、社会を利する』住友の事業精神を拠り所に、持続可能な豊かな社会を実現するという住友林業の経営理念を実践していきたい」と決意表明した。

「次の社長にどうバトンを繋ぐかを考えるのも社長の重要な仕事。就任から10年が経ち、状況を踏まえ考えたなかで、このタイミングがベスト」と、市川社長は社長交代の背景について説明した。今年1月に社長就任を打診したところ、快諾を得たという。光吉専務は、1948年の同社設立後から第8代目の社長に就任する。

2020年03月05日付1面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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