2016年07月04日 |

静岡県を商圏として、新築注文住宅「マルモホーム」を主に事業展開している「建設のマルモ」(静岡県静岡市、望月博司社長)は、2015年6月にオープンしたモデルハウスと、併設のインテリアショップとの相乗効果もあり、今年5月までの5ヵ月で、年間実績の25棟(2015年1~12月受注分=16年8月期業績)を超える受注を得ている。今年の受注(16年1~12月)は「50棟以上が見込める」(望月社長)勢いだ。新築需要の先細りと、結局は再延期となった消費増税を見据え、〝将来の顧客〟を引きつけるアイテムとして注目した「インテリア」を媒介にした望月社長の戦略が早くも結果に現れている。