建材トップランナー制度で断熱材の性能向上

トップランナー制度とは、自動車や家電などの製造事業者に対して、3~10年程度先に設定した目標年度において、省エネルギーに関連する目標基準値を満たすことを定める制度で、エアコンや照明器具、電気便座など28機器が対象となっている。

同制度によって、エアコンは消費電力量を約3割減少(01年度から11年度の10年間)、自動車は約49%燃費が改善(1995年度から2010年度の15年間)された。

これまでの対象機器は、自らエネルギーを消費する機械器具が対象だったが、13年5月の省エネ法改正に伴い、建築材料のように自らがエネルギーを消費しない製品もトップランナー制度の適用対象となった。

経済産業省は住宅の断熱性を向上させるため、まずは「断熱材」と「窓」にトップランナー制度を導入、対象建材の選定や22年度に向けた目標基準値などを設定した。

2014年06月19日付4面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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