既存長期優良住宅認定基準の検討案、基本4項目を3段階評価に

国土交通省が2013年度までに整備する既存住宅の長期優良住宅認定基準の検討案が明らかになった。

既存住宅において重要と考えられる劣化対策、耐震性、維持管理・更新容易性、省エネルギー対策を基本4項目とし、新築の長期優良住宅と同レベルから一部に高い性能が認められるものまで3段階の認定区分を設定する。基本4項目以外の評価項目とともに総合的に性能評価を行い、「S」「A」「B」の3区分で認定する。最高認定区分は新築の長期優良住宅と同様の支援を行うとした。

既存住宅における長期優良住宅の認定制度検討案は、国土交通省が民間から施策に反映する技術を公募する「平成23年度建築基準整備促進事業」で採択された事業の報告会で明らかにされた。

2012年4月19日付け7面から記事の一部を抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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