7月の住宅着工が2ヵ月連続増、雇用横ばいで予断許さず

国土交通省が発表した2010年7月の新設住宅着工戸数は、前年同月比4・3%増の6万8785戸で、2ヵ月連続して増加した。貸家は依然マイナスだが、持ち家と分譲住宅のプラスとなったことによる。ただ、「雇用環境など横ばいで、着工自体は持ち直し傾向にあるが、まだ予断を許さない状況」(建設統計室)としている。

利用関係別にみると、持ち家は同4・4%増の2万7181戸で、9ヵ月連続の増加。民間資金持ち家が同1・9%減の2万3342戸と5ヵ月連続ダウンしたが、公的資金が同69・9%増の3839戸で10ヵ月連続の増加となったため。

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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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