2025年12月02日 |

都市再生機構(UR)は10月29日、東京都品川区で進めている木造密集市街地事業の報道向け見学会を開催した。
当該エリアは、幅員の6メートルに満たないなど狭い道路が入り組み、災害時に消防活動が行えないことが見込まれる。そのため、自治体も手厚い補助金を用意しており、URは都や区と協力して、住み替えなどを提案している。
現在大規模な再開発が進められている品川区の大井町駅周辺は、関東大震災や第二次世界大戦からの復興により、街区、道路の整備が行われたエリアだ。
近年は、駅周辺部にも広大な低未利用地が存在していることに加え、品川区総合庁舎の老朽化や鉄道や土地の高低差による市街地分断という課題も抱えている。品川区は対応として、行政機能や都市機能の集積などを含めたまちづくりを推進しており、URはその支援を行っている。








