2016年08月09日 |

パナソニック・エコソリューションズ社は1日、防災・防犯需要掘り起こしキャンペーン「毎日が、備える日。」を始めた。同社マーケティング本部商品営業統括部情報商品営業部パワー機器グループの藤原敬典グループ長が同日説明した。防災対応では、東日本大震災の火災発生要因の約半数を占めた電気への対応を最重視。設置すれば震度5強以上の地震時にブレーカーが自動的に落ち通電が遮断されるため大きな効果が見込まれるものの、まだ市場でほとんど普及していない感震ブレーカー商品を、施工事業者とエンドユーザーの双方にアピールする。防犯では訪問者が確認できる『TVモニター付きドアホン』や、人を検知するとフラッシュで警告する『センサ付ポーチライト』などを訴求する。キャンペーンは期限を設けず継続、2015年度約370億円の防災・防犯関連売上高を18年度に2割増とする方針だ。