2016年06月15日 |

日本CLT協会(中島浩一郎会長)は6日に総会を行い2016年度事業を決めた。今年度のCLTに関する協会の主な施策は、(1)日本住宅・木材技術センターと共同で「告示等解説書」と「設計施工マニュアル」を作成し、「告示等解説書」は今月末から、「設計施工マニュアル」は10月以降に講習会を実施(2)外壁の防火構造および界壁準耐火構造(2仕様)の大臣認定取得(3)2時間耐火構造仕様および燃えしろ設計における設備配管収まりの検討(4)17年度以降の運用を計画している、施工品質確保のための検査員制度に関する検討(5)海外へのCLT視察研修――など。また任期満了に伴う役員改選に伴い、機能強化として定款を変更し理事の最大定数を10人から12人へ増員を決定。理事9人の再任に加え、新たに阪和興業取締役専務執行役員の加藤恭道氏、エヌ・シー・エヌ代表取締役社長の田鎖郁男氏、すてきナイスグループ取締役の平田潤一郎氏を理事に加えた。