2016年05月26日 |

LIXILが昨年4月に始めた戸建住宅の外構を美化する提案活動「メイキングアップ・ファサード」が2年目を迎えた。その特徴は、各エクステリアメーカーがアクセントウォールやエクステリア照明といった商材を単体で別個にPRする傾向が強いなか、同社は活動の目的を「オープン外構のエクステリアを美しくする空間提案」に絞り、企画段階から他のエクステリア商材とのデザインの連続性を考慮して各商材を開発、美しいエクステリア空間実現の構成要素として商材をトータル提案している点だ。このため同社では商材説明に留まらず、植栽と組み合わせて美しいエクステリアを実現させる研修として人気があったエクステリアプラン講習を、昨年に続き今年も各エリアで行う。そこには戸建住宅の差別化として、外構デザインの優劣は住宅の建物本体の優劣に勝るとも劣らず重要な要素であり、その美しい彩りは住まい手の心を豊かにする――との考えがある。同社のメイキングアップ・ファサード活動のうち、エクステリアライトに関する内容を取材した。