福岡の旧大名小跡地活用PJ=歴史や文化引き継ぎ、新たな価値生み出す場に

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コンセプト説明資料から抜粋コンセプト説明資料から抜粋

積水ハウスなど5社で構成する特定目的会社が建設する複合施設を含む旧大名小学校跡地活用プロジェクトは、福岡・天神地区の歴史や伝統、文化を引き継ぎつつ、ベンチャーやグローバル企業など国内外の多様な人材・企業が集まり、交流することで新たな価値を生み出す『場所』となることを目指した。

配棟計画に「かぎ型路地」

明治通り側からみた建物は、左右2つに分割され、天神交差点からの人の流れを受け止め、敷地中央の広場に誘導するように、前後に雁行している。江戸時代には多くの武家屋敷が並んだという大名地区は、細い路地が入り組んだ「かぎ型路地」が残る歴史的な地域で、雁行した路地は、地域の人々の賑わいを生んでいたという。

このかぎ型路地のデザインを建物配置にも取り入れた。立体的に雁行する建物は、大通りからの圧迫感を抑えながら、見る方向・角度によって印象が変わるシンボリックなデザインとなった。

主要棟の5~16階は、総面積3万平方メートルのオフィスフロア。1フロアあたり2500平方メートルを確保する自由度の高いフロア設計は「福岡市内では希少」という。制震装置やコジェネレーションシステムなどのBCP性能を備えた。

17~24階は、国内では7番目、九州初となるマリオットが運営するホテルの最上級ブランド「ザ・リッツ・カールトン」が入る。全162室の客室は、すべて50平方メートル以上という贅沢な設計だ。高島宗一郎福岡市長は「『リッツがあるから福岡に行く』のように、新たな旅行客を招くことができる。また、各国の首脳が集まる国際会議も誘致しやすくなる」と歓迎する。

花と緑で覆われた中庭も

建物を貫通する通路を抜けると、壁面緑化された元小学校校舎と地上11階のコミュニティ棟に囲まれた広場に出る。花と緑で覆われた広場は、旅行客の憩いのオアシスを目指し、文化・芸術・芸能関連の発表の場としても活用を検討する。さらに、クリスマスなどの季節行事や地域のスポーツイベントなども開催するとした。

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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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