2013年05月31日 |
クリナップ子会社のクリナップロジスティクス(東京都千代田区、大竹重雄社長)の物流・調達力が、クリナップのものづくりを支える。受注、生産、納品までを最適化する同社の受注生産方式(CPS)の実現に、同社のノウハウが生かされている。
全国をくまなく結ぶ異業種との協同配送便と、『必要なものを、必要な時に、必要なだけ』運ぶ同社の物流システムの強みについて、坂上智クリナップCS推進部部長と、大竹重雄クリナップロジスティクス社長に話を聞いた。(敬称略)
―グループにおけるクリナップロジスティクスの役割は
大竹 物流・調達の面から、クリナップ全体の経営効率向上やコスト削減につなげるのが当社の役割だ。一業種一社で構成されるNPS研究会に参加し、トヨタ自動車の生産方式を参考に経営効率の改善に取り組んできた。物流は企業の心臓部でもあるため、異業種だからこそ本音で議論できる内容もある。