輸入住宅産業協会の米国インスペクション視察㊤、新築検査はタイムリーさと回数の多さ特徴

輸入住宅産業協議会(IHIO、近藤征夫会長)は6月上旬に米国住宅視察研修を行い、ワシントン州やオレゴン州などの新築および中古戸建住宅のインスペクションについて現地の行政担当者などから説明を受けた。研修を企画すると共に現地を訪れたIHIO品質向上委員会委員長の森田順スウェーデンハウス執行役員(設計部・商品開発部担当)に、米国の新築・中古の各インスペクションの概要について話を聞いた。新築では検査のタイムリーさと回数の多さが特徴のようだ。

――北米の新築インスペクションで日本と比べ優れていると感じた点は
確認申請費用の中にインスペクションの検査費が含まれており、検査は良い家を作るために必要で、その費用は受益者のユーザー側が負担するというコンセンサスができていると感じた。また、検査を行う行政と、検査を受けるビルダーとの立場に上下関係はない。検査を行うのはビジネスであり、ビルダーから申請があったら行政はすぐに対応して結果を出す。依頼があれば翌日にでも検査を行うという姿勢だ。

2011年7月7日付け3面から記事の一部を抜粋

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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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