2012年08月15日 |
積水ハウスと大阪ガスは、共同で実施している「スマートエネルギーハウス」の実証実験において、年間で約88%減の節電と約103%のCO2排出削減などの結果が得られたと発表した。3電池(太陽電池・燃料電池・蓄電池)を備えた実験住宅の実居住環境下での評価は初めて。今後は、3電池の最適制御方法の改善や運用に関する検討を進め、2015年度までに実用レベルの技術開発を完了させ、早期市場導入を目指す。
同ハウスとは、天然ガスを利用して発電する家庭用燃料電池(SOFC700ワット)と太陽光(多結晶5・08キロワット)を組み合わせた「ダブル発電」と蓄電池(リチウムイオン3・5キロワット時)を搭載した住宅。HEMS(家庭用エネルギー管理システム)を駆使して、環境に優しい暮らしとエネルギーの安定供給の両立を目指す。
2012年8月9日付け1面から記事の一部を抜粋
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