2011年04月28日 |
住友林業は、木造軸組住宅用の「木造準耐火真壁構造」を開発した。日本の伝統構法にみられる内装仕上げである真壁(現し壁)造りを、標準的な105ミリ角柱や壁厚を変えることなく、防火規制が厳しいエリアでも建築できる。
建材試験センターにおいて耐力壁として構造計算に参入可能な外壁、及び間仕切り壁について国土交通大臣の認定試験に合格。防火地域での木造住宅や準防火地域での3階建てに対応していく。今後、コスト面など詳細を詰め、商品化へ向けて取り組む。さらに、オリジナル技術として特許も出願中となっている。
2011年4月28日付け1面から記事の一部を抜粋