一建設、2012年1月期は増収減益予想=請負の日数短縮に注力

一建設(本社=東京都練馬区、小泉公善社長)は2012年1月期の物件販売規模として、建売分譲8100棟(前期比7・9%増)、請負戸建420棟(同110・0%増)、マンション840戸(同99・5%増)を目指す。建売は着工シェアの低い近畿で特に拡販に注力、請負は仕様の追加オーダーへの対応力を高め契約から着工までの期間短縮を図る。

マンションは総供給戸数の5割を需要の旺盛な東京23区内で行う。業績は建売分譲の販価低減がもたらす減益を織り込み、売上高2305億円(同9・9%増)、経常利益200億円(同14・9%減)の増収減益を見込む。

1棟あたりの建売単価平均を、勤労者の所得水準の低下傾向に連動させて前期比平均で約70万円下げて購買意欲を刺激、建売による減益を粗利の高い請負とマンションで補完する戦略を取る。

2011年3月17日付け3面から記事の一部を抜粋

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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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