大手住宅3社の23年3月期第2四半期決算=海外など好調で全社増収に、戸建て受注減が来期業績の不安材料に

大手住宅企業の2023年度第2四半期決算が出揃った。

大和ハウス工業(大阪市北区、芳井敬一社長)は、米国住宅事業を中心とする海外事業の拡大で2期連続の増収となり、過去最高の売上高を記録した。

旭化成ホームズ(東京都千代田区、川畑文俊社長)は建築請負と海外事業が業績のけん引役となり、売上高・営業利益とも第2四半期として過去最高を更新している。

国内に軸足を置く積水化学工業住宅カンパニー(東京都港区、神吉利幸プレジデント)も、売上棟数の増加と棟単価の上昇により増収を達成。営業利益は部資材高騰などの影響で上期として前年並みを確保。下期はまちづくり関連の建売分譲住宅の強化と棟単価アップ、コスト削減などで増益を狙う。

一見すると好決算にみえるが、国内戸建住宅事業は物価高騰による消費行動抑制のあおりを受け、受注戸数が3社とも減少しており、来期業績の押し下げ要因となりそうだ。

2022年11月22日付2面から抜粋
全文をお読みになりたい方は新聞をご購読してください
毎週じっくり読みたい【定期購読のご案内
今スグ読みたい【電子版で購読する

この記事のキーワード

こんな記事も読まれています

記事をシェアする

ほかの記事も読む

住宅産業新聞社からのお知らせ:弊社著作物の使用に関するお願い
2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

最近の特集企画

最近の連載

住宅産業新聞社からのお知らせ

見本紙をダウンロード

ホームページから見本紙がダウンロードできます。定期購読や広告出稿を検討している方は、こちらからご確認ください。

ファイルサイズを小さくするため、見本紙では画像を圧縮しています。パケット通信料金定額制プランに加入していない携帯電話やスマートフォンなどを利用している方はご注意ください。

見本紙をダウンロードする
(ファイルサイズ:25MB)