積水化学・住宅C、一次取得者向け建売分譲に経営資源集中=棟単価2500万円以下を強化、シェアトップへ挑戦

質問に答える神吉プレジデント質問に答える神吉プレジデント

積水化学工業(大阪市北区、加藤敬太社長)は22日、2030年度までの長期ビジョンと、同計画の達成に向けた3ヵ年の中期経営計画を発表した。

長期ビジョンでは、30年度の経営数値目標として、売上高2兆円(19年度は1兆1293億円)、営業利益率10%以上(同7・8%)を目指す。グループ全体で海外展開を加速し、国内、海外ともに売上高を1兆円規模(19年度は国内が8546億円、海外が2747億円)にする。

全事業領域で売上高を1・5~3倍に成長させる計画だ。

このうち、住宅カンパニーが属するレジデンシャル領域では、売上高目標を19年度比で1・5倍の7500億~8500億円とした。中期経営計画では、戸建てシェアナンバー1への挑戦として、市場全体の45%を占めると同社が推計する1棟あたり2500万円以下のボリュームゾーンの攻略に力を入れる。

また、市場の落ち込みが小さく、生産平準化効果が見込める一次取得層向けの建売分譲事業に経営資源を集中。22年度に売上総棟数1万2千棟の達成を目指す。

2020年05月28日付2面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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