2019年07月04日 |

薄板形鋼を構造部材に使用した住宅や建築物の国内普及を目指す、一般社団法人日本CFS建築協会(曽田五月也会長)は、構造設計者向け講習会やCFS建築先進国のニュージーランドへの視察ツアーなどを企画し、CFS建築の認知向上に力を入れる。
昨年度に実施した耐火構造試験の結果、今夏中にも60分準耐火構造の性能評価の認定を取得する見込みで、協会加盟企業からCFS建築向け構造設計ソフトも発売される予定だ。
腐朽や蟻害に強い耐久性やドリルねじとボルトで建築できる施工性の高さを強みに、薄板軽量形鋼造を、木造、鉄骨造、RC造に次ぐ新たな構造としての地位を狙う。