2016年11月04日 |

サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)は、2011年末の登録開始以来、急速に戸数を伸ばしてきたが、近年は頭打ち傾向だ。その要因について、大和ハウス工業は運営事業者と健康な入居者のニーズにギャップがあると指摘する。そこで地域の医療機関に対する経営支援のツールとしてサ高住を提案する戦略を掲げる。これと共に将来を見据え、高齢化が進んだ郊外部の住宅団地再生手法の一環として戸建てのサ高住化を模索する。こうした取り組みについて、同社営業本部ヒューマン・ケア事業推進部ネクストライフ事業推進室室長の瓜坂和昭氏に聞いた。