2016年01月25日 |
積水化学工業住宅カンパニーは14日、積雪エリアでの大容量太陽光発電システム(PV)の搭載を可能にした雪国専用スマートハウス「スマートパワーステーションN(エヌ)」を発表した。セイキハイム45周年記念商品として23日から発売。積雪エリア向けに、屋根面積を拡張する1625ミリの長い庇と発電パネルを屋根全面に設置する工法を採用し、約110平方メートルの標準的な建物でも10キロワット以上の搭載によりゼロエネルギー達成が見込める。PVによる発電に加え、HEMS(家庭用エネルギー管理システム)、蓄電池を搭載し、「光熱費ゼロ」を可能にした。雪下ろしが不要なフラット屋根を採用。また、高気密・高断熱、寒冷地対応仕様の温水ヒートポンプ式床下輻射熱暖房システム「ウォームファクトリーN」を装備することで、非居室の温度差を少なくしてヒートショックのリスクを軽減する。