WASC基礎地盤研究所 液状化対策のアンカーボルト商品化、7月「モードセルアンカーボルト」発売

WASC基礎地盤研究所(大阪府茨木市、高森洋代表)は7月をメドに、液状化で不同沈下した四号建築物の復旧工事を容易にする「モードセルアンカーボルト」の販売を首都圏および東海・近畿で始める。モードセルアンカーボルトは基礎と土台を緊結するボルトの長さを可動ナットで調節可能にしたことが特徴で、基礎が不同沈下した際は基礎と土台の間にジャッキを入れ、アンカーボルトを切断することなく土台を揚げることができる。対応可能な基礎沈下量は最大200ミリ。同社の推計によると、同ボルトを採用した基礎が液状化で不同沈下した場合の修復コストは一般的な土台復旧費の約半額で、対応沈下量は被災者生活再建支援金の支給対象となる被害程度のうち「半壊」までをほぼカバーする。同社では3エリアでの販売の反響をみて全国販売を検討する方針だ。

2015年05月14日付3面から抜粋
全文をお読みになりたい方は新聞をご購読してください
毎週じっくり読みたい【定期購読のご案内
今スグ読みたい【電子版で購読する

この記事のキーワード

こんな記事も読まれています

記事をシェアする

ほかの記事も読む

住宅産業新聞社からのお知らせ:弊社著作物の使用に関するお願い
2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

最近の特集企画

最近の連載

住宅産業新聞社からのお知らせ

見本紙をダウンロード

ホームページから見本紙がダウンロードできます。定期購読や広告出稿を検討している方は、こちらからご確認ください。

ファイルサイズを小さくするため、見本紙では画像を圧縮しています。パケット通信料金定額制プランに加入していない携帯電話やスマートフォンなどを利用している方はご注意ください。

見本紙をダウンロードする
(ファイルサイズ:25MB)