【ユーザー版18年夏】熱中症、ペットにも注意

アニコム損害保険が実施した『診療月別受付事故数』によると、ペットの熱中症は毎年4月頃から発生件数が増え始め、人間と同じく7月~8月にピークを迎える。特に、7月は269件と6月(100件)の約3倍であり、しっかりした対策が必要とした。

一方で、ペット&ファミリー少額短期保険が、ペットを飼っている20歳~70歳代の男女917人を対象に『ペットの暑さ対策に関する意識調査』を実施。その結果「現在、熱中症対策をしている」との回答は室内が33・0%、外出時が23・1%にとどまった。

10項目の兆候、見逃さずに

ペットは、人間と違って自ら体調管理ができない。そのため、夏場はしっかり熱中症対策を講じるとともに、ペットが発する熱中症の初期段階のサインを理解・見逃さないことが大切という。

中村センター長監修のチェックリストは(1)呼吸が普段よりも荒い(2)よだれの量が増える(3)高体温の状態が継続する(4)普段よりもペットの反応が薄い(5)食欲がない(6)嘔吐の症状が出る(7)下痢、血便が断続的に発生する(8)ひきつけが起きる(9)ふらふらする(10)目が充血する――の10項目。「幼齢や高齢、肥満や持病(腎臓病や心疾患)がある場合は、熱中症にかかる割合はより高くなる」とみる。

その上で、熱中症を予防するために「暑い日の散歩は避ける」や「ペットを置いての外出の際はエアコンの設定温度を確認」といった、ペットといいながらも人にも通じる注意点を示した。

ユーザー版2018年夏号から記事を抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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