2013年05月22日 |
国土交通省は、5月30日まで既存住宅インスペクション・ガイドライン案に対する意見募集を実施している。同ガイドラインは、中古住宅流通を活性化するために、既存の住宅を売買する際に、建物の劣化状況を目視で検査・診断する「インスペクション」について、基本的な内容を示したもの。公表されたガイドライン案では現況検査の内容や検査方法、手順、契約内容、検査人に必要とされる経験や資格などを示した。
インスペクションについては、従来は事業者ごとに技術力や基準がバラバラだった。そのため、同省では統一的な指針を示すことでインスペクションに対する消費者の信頼確保を図る。