LIXILは、日本政策投資銀行と設立した特定目的会社(SPC)を通じて、ドイツの水栓金具メーカーのグローエグループの発行済株式の87・5%を約4100億円で取得し関連会社とした。
グローエの買収によってLIXILは、ヨーロッパやアフリカ、アジアなどの全世界市場で事業を展開する世界基盤を構築し、世界最大規模の水回り設備メーカーとしての地位を固めた。東京都内のホテルで行った共同記者会見で藤森義明LIXIL社長は、「2020年までに海外で1兆円を達成する見通しがたった」と、これまでの大型買収の目的を説明した。
2014年2月6日付け1面から記事の一部を抜粋
この記事の続きは本紙でご確認ください 【購読申込】