パナソニック・ライフソリューションズ社(大阪府門真市、道浦正治社長)は2日、太陽光発電と蓄電システムを連携させた新製品「【住宅用】創蓄連携システムS+(プラス)」(以下、システムSプラス)を10月21日に発売すると発表した。
システムSプラスの特徴は(1)蓄電容量のバリエーションが「業界最多」(同社)(2)蓄電池の増設が可能――など。11月からFIT期間が満了する世帯が出始めることから、システムSプラスは太陽光発電の余剰電力の自家消費を希望する層に向け訴求する。
システムはリチウムイオン蓄電池とパワーステーション本体、蓄電池用コンバータを組み合わせたもので、希望小売価格(税別、工事費別)は容量5・6キロワットhの蓄電池を組み合わせた場合が210万円。
同社ではシステムSプラス以外に、15年の自然災害補償や大手電力小売事業者より高い価格で余剰電力を買い取るにオプションサービスもPRし、19年度に蓄電システム販売として1・5万台、3年後の21年度に19年度比約2・7倍の4万台の販売を計画している。