2016年07月29日 |
YKKAPは既存住宅改修事業の業容拡大を図る。従来の既存マンションのドアおよび窓交換向けの売上を増やすほか、新たに既存戸建て向けの開口部耐震改修需要を開拓、現状650~700億円の同事業規模(売上高構成比約20%)を2020年度に4~5割増の1千億円に拡大する。21日に東京で開催した「YKKAP リノベーションフォーラム2016」の会場の囲み取材で同社の堀秀充社長が明らかにした。開口部耐震改修では14年から15年にかけ商品化した木造戸建て向けの耐震工法「FRAME+(フレームプラス)」と「FRAMEⅡ(フレームⅡ)」を拡販するため、20年度までに耐震関係の知識を持ち両商品を提案できる営業担当者約100人を育成する。