2019年11月05日 |

YKKAP(東京都千代田区、堀秀充社長)は25日、報道機関と関係者を対象に、京都府内を中心に事業を展開する建材商社の平安建材(京都市右京区、中村憲夫社長)と協働し実施中の既存住宅改修事業「性能向上リノベーション実証プロジェクト『京都 醍醐寺の家』」(以下、醍醐寺の家)の完成前見学会を行った。
醍醐寺の家は、約半年空き家だった築112年(一部築54年)の木造2階建て京町家住宅を買い取り再販するもの。
再販に際しての価値向上として、3・49だった断熱性能(UA値)をHEAT20G2水準の0・46、0・14の耐震性能を等級3相当の1・50へと向上させるため、YKKAPの樹脂窓「APW330 木目仕様」や開口部耐震商品「フレームⅡ」などを採用した。
YKKAPは2017年度から既存分野の事業拡大として性能向上リノベーションプロジェクトを始めており、今年度は今回の物件を含め5件のプロジェクトを行う予定としている。