野村不動産アーバンネット㈱(本社:東京都新宿区、宮島社長)は、子育てと住まいを考える情報サイト「ノムコム with Kids」にて、第4回アンケートを実施し発表した。それによると、子どもが勉強する場所は、「子ども部屋」と「リビングダイニング」がそれぞれ約4割とほぼ変わらない結果となった。子ども部屋は全体の53・1%が「ある」と回答したが、持ち家と賃貸では子ども部屋保有率に27・2ポイントも賃貸の方が少なかった。子ども部屋で工夫したことは、締め切らず子どもの様子がわかるようにした、リビングを通って子ども部屋に行くようにした、子どもの姿が見えるよう机を配置など、家族の視線や気配を感じ取れるよう配慮した。
 このアンケートは、「子ども部屋についてのアンケート」で、子ども部屋の有無や用意したきっかけ、子ども部屋を用意したことでの影響を聞き、居住形態や兄弟の有無、子どもの年齢によってどのような違いがあるのかを、子ども部屋についての工夫とともに紹介している。
現在、お子様の子ども部屋(個室)はありますか?
 居住形態別              ある     ない
 賃貸(マンション・アパート)/   31.8%   68.2%
 寮・社宅          /   27.3%  72.7%
 賃貸(一戸建て)      /    68.0%  32.0%
 持ち家(マンション)     /   59.0%  41.0%
 持ち家(一戸建て)     /   75.7%  24.3%
 親族同居          /    55.6%    44.4%
  間取り別           ある       ない
 1LDK(K・DK)  /   5.7%     94.3%
 2LDK(K・DK)  /  27.7%     72.3%
 3LDK(K・DK)  /  54.9%     45.1%
 4LDK(K・DK)  /  84.7%     15.3%
 5LDK(K・DK)  /  93.8%      6.3%
お子様が勉強や宿題をする場所は主にどこですか?
 世代別           リビングダイニング 子ども部屋 まだ勉強してない
 未就園児         /   11.1%   33.3%  55.6%
 園児           /   46.2%    7.7%  46.2%
 小学校低学年(1~3年生)/   76.4%   19.4%   4.2%
 小学校高学年(4~6年生)/   63.3%   36.7%      0%
 中学校          /   62.5%   37.5%       0%
 高校生以上        /   27.3%   72.7%      0%
次ページでは子ども部屋のメリット、工夫のアンケート結果








