2014年10月21日 |
最近、住宅の取得を考えたとき、必ず話題にあがるのが「太陽光発電システム(PV)」。古くは1990年代から住宅の屋根に載せられてきた。
2009年11月に開始した余剰電力買取制度と、12年7月からスタートした固定価格買取制度が、PV普及のスピードを加速させた。今では、新築・既存住宅を問わず、25万件以上の住宅にPVが載っている。
導入実績が増えるにつれて、統計によってPVに対する都道府県別のトレンドがはっきりと浮かび上がってきた。
そこで、PVの業界団体がまとめた「2013年度住宅用太陽光発電システム設置容量・都道府県別統計調査」の中身を読み解いてみよう。
設置容量トップは沖縄県
設置容量のトップは沖縄県で5・81キロワット。これは、2位の宮崎県(5・13キロワット)を大きく引き離し、ダントツの1位だった。13年度の全国平均設置容量が4・55キロワットだったので、沖縄県は平均よりも1キロワット以上多い計算になる。沖縄県は12年度の統計調査でも1位となっている。