荒川S×L社長、事業規模拡大に本腰、木造軸組主体の市場向け注力

エス・バイ・エルの荒川俊治社長は、今後の事業規模拡大へ向けた取り組みを強化する方針を明らかにした。全国を7つのエリアに分割し、各支店を統括する「地区営業本部」制を1日付けで導入。中途採用を含めた積極採用で営業人員の増強を図るとともに、研修制度の充実や資格取得のための奨励金増額も行う。

ヤマダ電機とのシナジーを生かせる紹介情報取得の仕組みも構築する。新たに、換気付き木造構法『SxL-Wood構法』住宅を商品化し、工務店が主体の木造軸組住宅市場でのシェア獲得を目指す予定。分譲事業も強化する方針で「早急にV字回復につなげる」(荒川社長)としている。

このほど発表した、2013年2月期連結の業績予想では、売上高530億円で販売棟数が1860棟。昨年12月に公表した、12年度に売上高660億円で2400棟を販売する計画に対し下方修正を行った。

ヤマダ電機とのシナジー効果などを勘案しての計画値だったが、山田昇会長などヤマダ経営陣との意思の確認はできていたものの、末端の各店舗レベルにまで伝わってはいなかったこと。さらに、「エス・バイ・エル自身の改革が、当初の想定以上に遅れた」(荒川社長)ことも伸び悩んだ要因としている。

2012年4月26日付け1面から記事の一部を抜粋
この記事の続きは本紙でご確認ください 【購読申込】

住宅業界の幅広いニュースをお届けします
毎週じっくり読みたい【定期購読のご案内
今スグ読みたい【電子版で購読する

この記事のキーワード

こんな記事も読まれています

記事をシェアする

ほかの記事も読む

住宅産業新聞社からのお知らせ:弊社著作物の使用に関するお願い
2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

最近の特集企画

最近の連載

住宅産業新聞社からのお知らせ

見本紙をダウンロード

ホームページから見本紙がダウンロードできます。定期購読や広告出稿を検討している方は、こちらからご確認ください。

ファイルサイズを小さくするため、見本紙では画像を圧縮しています。パケット通信料金定額制プランに加入していない携帯電話やスマートフォンなどを利用している方はご注意ください。

見本紙をダウンロードする
(ファイルサイズ:25MB)