スウェーデンハウス(本社=東京都世田谷区、近藤征夫社長)はHEMS(家庭用エネルギー管理システム)の採用として、「モニターによる使用エネルギーの見える化」に留まっている現段階を、中長期的に自動制御による家庭内消費エネルギーの最適化の領域まで高める。
前期実績10%の太陽光発電搭載率は中期的に50%に引き上げたい意向だ。16日、建設中の戸建分譲地「スマートシティ・スウェディッシュガーデン印西牧の原」(千葉、全24区画)で販売中の建売4棟を報道関係者に公開した際に表明した。スウェディッシュガーデンでは主に、次世代省エネ基準を上回る省エネ性能を供給全棟で標準としている同社住宅の性能が紹介された。
自動制御のHEMS導入に関しては、現在、関係機関と共同でデータの蓄積に乗り出しており、電気業界の動向と歩調を合わせながら実用化に向けて研究・開発を進める。太陽光発電の搭載率向上では、高効率製品の採用で発電および売電能力を高め訴求力を持たせるほか、注文住宅の施主への知識普及に力を入れる。
2012年4月19日付け3面から記事の一部を抜粋
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