新設住宅着工の回復基調強まる、24都道府県でプラス

新設住宅着工の回復基調が強まっている。2010年度4月から8月までの5ヵ月間で、24の都道府県で前年同期実績を上回った45都道府県でマイナスだった09年度からは様変わりで、上半期は少なくとも40万戸台は確保できそう。58万戸台だった08年度には及ばないが、前期大幅減からの「痛手」から持ち直しの気配が出てきたようだ。持ち家は8月まで10ヵ月連続増で、分譲住宅とともに伸びを続ける。

また、マイナス基調だった貸家も8月単月ながら二ケタ増に転じた。その一方で、「最悪だった昨年8月との比較であり、注視しておく必要がある」(国交省)との見方も残る。

2010年10月6日付け1面から抜粋

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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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