2025年09月03日 |

アエラホーム(東京都千代田区、中島秀行社長)は1日、昨年8月から標準装備している日本制震システム(東京都千代田区、吉岡政志社長)の制震装置「MER-System Cross Type」(オイルダンパー)と基礎部分に特殊減衰ゴムを採用した3D制震装置を加えた「W制震」工法による限定キャンペーンを開始した。
それに先立って8月26日には免震・制震・構造設計の専門家である東京理科大学工学部の高橋治教授を招いて「住宅と制震に関するラウンドテーブル」も開催された。
同社は継続的に耐震・制震への取り組みを続けており、特に23年からは「災害に強い家づくり計画」を進めてきた。
新築住宅向けとしては、11年に木造軸組構法とツーバイフォー工法を組み合わせることで耐震性を高めた「アエラストロング工法」に加えて、耐力面材で壁倍率4倍を実現した「ハイベストウッド」を採用。14年には、同社の長期優良住宅「クラージュ」で耐震・制震壁「K・ブレース2.」を標準装備した。