国産スギ材利用促進が花粉症対策に、住宅での需要拡大が急務=室内への流入対策も

スギ花粉の飛散がピークを迎える。関係学会の調査によると、スギやヒノキなどの花粉を原因とするアレルギー性鼻炎(花粉症)の有病率は2019年時点で42・9%。有病率は年々増加傾向にあり、約10年ごとに10ポイント程度ずつ増加しているという。花粉症は日常生活の質の低下だけでなく、仕事や勉強、家事効率の低下につながるなど「国民病」ともいえる。政府は花粉症を社会課題と捉え、23年に関係閣僚を集めた会議を開催し、(1)発生源対策(2)飛散対策(3)発症・曝露対策――の3つの対策を決定。住宅業界としては、住宅分野におけるスギ材の需要拡大や高性能フィルター採用による室内環境への花粉流入対策、花粉の少ない樹種への植え替えなどに取り組んでいる。

2025年03月04日付1面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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